レンジで焼き芋 塩分0㌘

さつまいもは低温でじっくり加熱する事で、甘みが増します。レンジでもじっくり低いワット数で加熱すると美味しさがちがいますよ。ほんのひと手間加えるだけで、レンジで甘~くしっとりほっこりの美味しい本格焼き芋ができます。
オーブンよりしっとり、簡単で美味しいと思います。 びしょ濡れのキッチンペーパーがポイントです。 安いさつまいもでも、ねっとり美味しく出来上がります!

材料 2人分

  • さつまいも(中) 1本 250g ※お好みで、紅はるかなど
  • キッチンペーパー 2枚
  • ラップ 適量

作り方

  1. サツマイモを洗っておきます。
  2. サツマイモにキッチンペーパーを巻いて、たっぷりの水を含ませます。
  3. キッチンペーパーの上から、さらにラップで巻きます。
  4. 電子レンジ600Wで2分加熱します。
  5. 電子レンジ200Wで10分加熱します。
  6. 竹串がスッと刺さるぐらい、やわらかくなったら完成です。

アドバイス

  • レンジよってワット数や設定や表示が違ったりするので、解凍モードや弱モードなど弱い電力でじっくりと20分以上加熱して加減を調整してみましょう。
  • 野菜と言えば、どれも穫りたてが新鮮でおいしいと思っていましたが、サツマイモは収穫直後より寝かせた方が甘くおいしくなります。

全国さつまいも生産量ランキング

平成29年度の全国のさつまいもの生産量ランキングの上位10位をご紹介します。

1位 鹿児島県
2位 茨城県
3位 千葉県
4位 宮崎健
5位 徳島県
6位 熊本県
7位 静岡県
8位 大分県
9位 高知県
10位 埼玉県

品種紹介 ブランドさつまいも18品種

さつまいもの糖度は種類によって異なりますが、一般的なさつまいもの糖度は6.9度と言われています。6度程度から加熱すると50度程度になるものまで幅が広いのです。
品種によって異なるものもありますが、収穫は8月頃から始まって、11月くらいまで続きます。獲れたては糖度が高くないため、その後2~3ヶ月貯蔵して余分な水分を逃し、甘味が増す10月から1月頃が旬です。

しっとり系

1.紅まさり
水分が多く、上品な甘さのあるさつまいもです。舌触りが良いことも特徴です。

2.シルクスイート
収穫直後は粉質ですが、貯蔵することによって粘質へと変わり甘くなります。貯蔵されて粘質になったものは焼き芋にすると程よい甘さで絹のようにしっとりと滑らかになります。

3.ひめあやか
食べ切りサイズで小さく、加熱すると粘質でしっとりとした食感になります。50g程度の小さいいもでも繊維質ではなく美味しいことが特徴で、甘すぎず蜜っぽくなくバランスが良く飽きの来ないさつまいもです。

4.アメリカ芋
貯蔵すると甘味が増す蜜芋タイプで、舌触りは滑らかで甘味は強いですが水飴のようなすっきりとした甘さが特徴です。

5.めんげ芋
濃厚な甘みとしっとりととろけるような舌触りが特徴です。繊維が少ないため、スイーツ作りにも適しています。

ほくほく系

6.鳴門金時
柔らかい上品な甘さとほくほくとした粉質の肉質が特徴です。焼き芋はもちろん、天ぷらや大学芋など揚げるとほくほくとした食感とくどくない甘さを楽しむことができます。

7.高系14号
ほくほく感とねっとり感のバランスが良く、皮の近くには特に甘味があり繊維が少なく食べやすいことが特徴です。高系14号から生まれた品種も多くあります。

8.紅こがね
自然な甘さが特徴で、加熱するとほくほくと粉質ですが、程よく水分も含まれていて昔ながらの焼き芋を思い出させるような味や食感です。

9.五郎島金時
水分が少なく粉質で、甘味が強いことが特徴です。噛めば噛むほど上品な甘みが口いっぱいに広がります。奥深い風味のため、味付けをしてもしっかりと風味がのこるため和食にも洋食にも合い、料理の幅が広いことが特徴です。

10.紅あずま
繊維質が少なく甘味はしっかりありますが、上品な甘さであることが特徴です。

11.紅さつま
高系14号の選抜品種で、焼きいもにするとほくほくとした肉質で甘味が強くなります。

12.パープルスイートロード
一番の特徴は紫色のさつまいもであることです。一般的に甘くない紫芋にしては甘い芋で、蒸したり焼いただけでも美味しく食べることができます。上品な甘みで、健康に良いとされるアントシアニンを多く含んでいます。

13.紅こまち
さつまいもの中で一番甘味があると言われているほど甘味がしっかりとあることが特徴です。栽培が難しく、幻の品種と言われています。

14.とみつ金時
上品な甘さが特徴で、一流のシェフも認めるほどです。適度な水分があることも特徴で、加熱してもパサつきません。

ねっとり系

15.紅はるか
スイーツではないかと思ってしまうほどの甘さが特徴です。しっとりとしていますが、従来のほくほく感も残っており後味が良いさつまいもです。

16.安納芋
水分が多く粘質で、焼くとクリームのようにねっとりとした食感になります。蜜が出るほど甘く、そのまま食べてもスイーツのように美味しく食べることができます。

17.クイックスイート
さつまいもはじっくりと時間をかけて加熱することで甘味が出ますが、クイックスイートは電子レンジで加熱するだけで一般的なさつまいもよりも甘く仕上げることができるということが最大の特徴です。

18.紅優香
優しい甘さで、滑らかな舌触りです。冷えても美味しく食べることができます。

甘いさつまいもってどれ?

■紅はるか
生の状態で40度前後、焼き芋にすると糖度が50度越えと糖度が高く、甘いことが特徴です。さつまいもを食べているというよりスイーツを食べているような感覚のさつまいもです。

■安納芋
生の状態でも約16度あると言われています。焼くとさらに糖度が増し、40度前後にもなります。

■シルクスイート
甘いさつまいもの中でも繊維質が少なく、滑らかな食感です。糖度は約8.8度で通常のさつまいもに比べて高くなっています。

■鳴門金時
糖度は高めで自然な甘みが特徴です。砂糖を入れなくてもそのままでも十分美味しく、スイーツにも良く使われています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました